東京都の再生品利用促進のガイドライン「ステップl」 に古紙配合率とともに、白色度の基準値が示されたため、にわかに白色度に対する関心が高まっています。
念のため、おさらいをしておきましょう。
日本で白色度と言うとハンター白色度計での測定値をさします。特定のフィルターを通してある波長の範囲に限定した光を45度の入射角で紙に投射し、反射光の量を電気的に測定します。一方、同様の条件で標準白色板での反射量を測定し、両者の相対比較によって白色度を求めます。
上記の「ステップ1」では必要以上に高い白色度を求めないようにするため「70%程度」となっています。これは大体、一般の中質紙程度の白色度です。また一般のPPCは約80%です。目安にしてください。