パルプ

機械的や科学的な処理を行って、紙を作るのに必要な繊維をバラバラにして集めたもので、通常水に分散しており、その状態での外観は米でつくるお粥に似ています。

さしずめトマトでいえばトマトピューレといったところです。シート状にして乾燥したパルプは厚いボール紙に見えます。

パルプ(pulp)は桃の果肉のような柔らかいかたまりのことで、鉱業では粉砕した鉱物に水を混ぜて泥状にしたものをいい、また、コーヒーの赤い実から果肉を取り、コーヒー豆とすることもパルプといいます。また、歯医者さんは歯髄をパルプといっています。