包装用紙

包装用紙とは、包装に使われるすべての紙を意味するが、中心をなすものはクラフト紙とロール紙です。

クラフト紙はクラフトバルブで作った紙で、紙力が強く主としてセメント用、肥料用、食料品用の重装に使用され、緊要は年々増大している。ロール紙は片面光沢で、晒パルプを使用した純白ロールがデパート、商店の包装、小袋等に使用される。

(1)クラフト紙

クラフト紙袋は一番に強度が強いこと、輸送中に上から落すことが多いので衝撃強度がとくに要求される。またミシンの縫目から破れないための抵抗性(破裂度)も大いに要求される。

セメント、肥料などは湿気により変質するので、袋は外の湿気の侵入を防がねばならない。またセメントなどは袋に入れるとき加圧空気とともに圧入するので、空気をよく通過させるものでなければならない。

このように防湿性と透気性のあい反する性質が同時に要求されるため、透気性は一定の範囲内に制限される。包装紙は現在ほとんど印刷されるため、印刷適性の良好なことも要求される。

(2)ロール紙

ヤンキー抄紙機で大型ドライヤにより片面に光沢をつけた紙をロール紙という。代表的なものとして、純白ロール、筋入クラフト紙があり、包装用(包み紙)小袋に使う。