嵩高紙

嵩高紙は、紙の繊維の透き間に空気を多く含んでおり、従来の紙より軽くて厚みがあります。

紙繊維の密度が低くて軽いので、同じ紙厚で連量をダウンさせることが出来、コストの削減になります。また、厚みもあるのでボリューム感を損なうこともありません。少ないページ数で束をキープすることも可能なので、書籍や雑誌などに多く使われています。その他にも、紙のしなやかさや裏抜けがしにくいなどの特徴も併せ持ち、出版印刷に適した紙といえます。

書籍用紙の分野で開発された嵩高紙ですが、現在では雑誌などで使用される塗工紙など、様々な品種で作られており、幅広いラインナップが揃っています。