紙の用途には大きく分けて
- 情報を記録する
- 物を包む
- 汚れをぬぐう・吸い取る
の3つがあります。この3の用途のために急速に普及したものがティッシュペーパーです。
実は汚れをぬぐう紙を携帯するという習慣は欧米にはなく、昔からハンカチが使われていたことはて存知の通りです。そのため、江戸期から明治にかけて来日した欧米人の日記には、「日本人がハンカチを使わずに紙を使い捨てにしている」とわざわざ書かれているものがあります。
ジュールベルヌは彼の『80日間世界一周』の中で、わざわざ「日本の清潔な習慣」について触れているくらいです。
実はペーパーナプキンを発明したのも日本人とか。紙で物をふくのは、日本人のお家芸なのかもしれません。