100%天然素材のCDケース

今、巷で騒がれている石油に代わるエネルギー資源を探す。

今までのプラスチック製のCDケースを、紙パルプとでんぷんに水を加えて射出成形した100%天然素材で作る。まさに成分解成のCDケースである。従来のプラスチックとは違った風合いで、各種のペイントが可能な素材なので、マジックペンやクレヨン・色鉛筆などを使って自分だけのオリジナルCDケースを作れる優れもの。市販の音楽CDでの採用を検討しているレコード会社から、CD・Rメーカーや文具卸業者とのコラボレーションによって、ケース自体の市販も検討中という。

身近なところから小さな積み重ねを続けることで石油を原料とする製品を減らせば、わずかであるが変わってくるのではないだろうか。

普及にはまだ時間がかかりそうだが、少しずつプラスチックに変わる素材を増やしていけたらいいと思う。