ノーカーボン紙のA紙の替りに色上質やその他高級感のある紙等を使えたらと考えたことがあると思います。プレスタイプは、このような用途にぴったりです。
普通のA紙及びB紙の裏に塗布してある発色剤(マイクロカプセル)とB紙、C紙の表に塗布してある顕色剤が両方共表に塗ってあり、印字圧や筆圧が加わると、マイクロカプセルが破壊され、中の染料と顕色剤が化学反応を起こして発色します。
◎シングルタイプ
上質紙の表面に、発色剤と顕色剤を塗布。
1枚だけで使えます。
◎ダブルタイプ
シングルタイブの裏面に発色剤を塗布したものです。
感圧紙のB、C紙と組合わせて、2枚以上の複写帳票に使えます。
プレスブルーは青発色、プレスブラックは熱発色です。用途は、キャッシュディスペンサーにコンピュータのアウトプットフォームに、テレタイプ、テレックスの受信紙に、特殊2つ折り伝票に、図形、イラストなどのコピー用紙などにと1枚だけで発色するこの特性を生かした用途は無限といえるほどです。