名刺

ビジネスマンのアイテムになくてはならないのが名刺。「はじめまして…」と、挨拶を交わすとき必ず出すものです。名刺は信頼を得るためのパスポートです。

古く中国では、竹を削ったものに名前を書いて用いていたそうです。最近では、相手に自分を強く印象づけるための小道具として、サイズやカラー、紙質などにパーソナリティを求め、より大きな効果をあげています。

名刺を相手に渡すには、目下の人、訪問した人が先に名刺を渡します。右手で自分の名刺の左上を持ち、相手に読みやすいように差し出し、同時に会社名・名前を名乗ります。無言で突き出したり、「こういうものです」では失礼です。読みにくい名前の人は特にハッキリといいます。一方、受け取る側は、両手でていねいに受けとって、相手の肩書き・名前を確認し、もし読み方が分からない場合は素直に聞いて、名前の由来や出身地をたずねて話の糸口を見つけます。アプローチの第一段階です。最初の印象が大事です。