トイレットペーパーも世界各国いろいろある。主要国の特徴を簡単にご紹介すると、フランス.パリのホテルに泊まれば、手でもんでも、もんでもバリバリいう茶色のハトロン紙のロールペーパーに出会って、白い紙に慣れている日本人はびっくりすることがある。
イギリスでは、フランスの紙よりやや白っぽくなるが、万年筆で楽に字が書けるような紙が一般的である。本来の使用目的とは別に、メモ用紙として使用する者も多い。ちなみに、イギリス人には日本にあるようなピンク色のものはあまり好まれないようである。
ドイツは質実剛健といおうか、灰色の再生紙が多い。最近はかなり良質紙も作られて雑誌に大きな広告も見受けられるが、まだ吸湿性にとぼしいという難点がある。隣国のオーストリアやスイスにも出回っているそうだ。