ティッシュペーパー

ティッシュはもともとアメリカで「フェイシャル」(化粧落とし)として誕生した。アメリカでは使い分けが進んでおり、手拭き用のペーパーナプキンやペーパータオルなどはフェイシャルティッシュよりも生産数量が多い。

今日の日本では、ティッシュはフェイシャル以外にも簡単な手拭きや口拭き、台拭き、鼻かみ、赤ちゃんのおしり拭きなどの汚れ落としなど、ペーパーナプキンやペーパータオルの用途までもその守備範囲に収めるマルチプレーヤーとしての性格が非常に強く、生活必需品といえるほど普及している。

ティッシュといえば5個ポリを連想するほど、5個ポリパック品が一般的になっている。平成8年頃より、従来のカートンよりも約20%高さを低くしたコンパクトなティッシュが主流となり、購買時には持ち運びやすく、家庭では保管しやすいため、若年の独身層や高齢者でも購入しやすくなった。